矢川滋(海外交流コーディネイター,オーストラリア)

 

2012年2月26日早期介入問題を考える会に参加して まず、私は思春期前の子供に対し、精神科医療が薬物をして治療介入することは阻止するべきだと考えます。
 
介入を推進しようとする勢力は、はっきりした利権目的と、薬害に全く関心がないか、あっても間違って理解している人だと思われます。
製薬会社に便宜を図りその見返りに利権を確保する、これが彼らの原動力になっています。製薬会社⇒医師⇒厚労省⇒製薬会社⇒医師・政党⇒製薬会社、このように利権すなわち金が循環するシステムが出来ているのです。
このシステム内の末端で酸素(金)を運ぶのは赤血球である患者です。(あえて言えば、私たちが精神科の門をたたかなければいいのです)
この悪循環は是が非でも断ち切らなければなりません。
しかし、敵は国際企業とそのディーラーたる医師、監督官庁・何も知らない政治家です。同じ土俵に上がって戦うことは不利です。
米田氏のお話にあったように、ブッシュ政権の時米国ではもっと露骨な精神科の早期介入の動きがありました。
製薬会社による強力なロビー活動が行われました。
しかしそれを阻止したのは、患者家族をはじめ啓蒙運動に触発された一般大衆だったのです。
私はこの時の手法に学ぶべきではないかと考えています。大衆への啓もう活動です。
実はここにもう一つの「敵」の存在があります。
それは当事者を抱えた家族とその予備軍です。
議員氏のお話にあったように、一般市民の中には残念ながら早期介入を希望する人たちもいるのです。「処方薬入門」の恐ろしさを知らないこんな実例もあります。
世田谷区内のある私立小学校児童が海外へ出かける際、夜便なので子供たちが眠れないと可哀そうだと言って、校医が児童に導眠剤を配ったのです。
何が好ましくない事なのかはお分かりかと思います。
 
つまり、一般大衆の意識の低さこそが、早期介入法案を実現させてしまう大きな世論になる可能性があるのです。
 

私たちはこの二正面を強く意識して戦術を立てなければなりません。
ネットを活用し、メディアの影響力をどのように取り込んでゆくか、作戦が必要だとおもいます。

 

以上、私見を述べました。

 

(次男が14歳の時に発症、以来メジャーを飲み続けています。薬害性精神病が心配です)

 

いいちこ(東京)

娘の場合 発症時が 23歳。
何度も 入退院を繰り返す事から 先日 石川主治医に言われた事は
「最初の治療が 肝心でしたね。 そこが きちんと なされなかった事から 迷路から抜け出す事は まだまだ 難しいかもしれません・・」等々 伝えられました。
大人も 思春期以降も 治療に関しては 最初が 今では 本当に 肝心だと思います。
当初2回目までは 「短期精神病」の診断名でありながら (統合失調症の疑いあり)で 処方そのものは まさしく それに当たり 抗精神薬も MAXでした。
今さら 娘の過去の治療について ミスマッチを述べても 仕方ありませんが 「早期発見 早期介入」に関しては 医療が どのような姿勢で 臨まれるのか 具体的に提示すべきだと思います。
例えば 早期発見から 問題点を考えて下さるのなら チームを組んだ医療で 家族の聞き取り調査を十分に行い その上で 投薬が必要であれば 家族に 十分な説明をする事、その結果 何か 問題が発生した場合には 関わった医療が 責任を持って 診て下さる事・・そこまでのケアを しっかり 伝えるべきだと思います。
ただ 早期発見 そして 介入には どこまで 責任を持って 対処して下さるのか 娘の入院の度に 非常事態ばかりを 経験させられた事から 痛感します。
 何か問題がある事から 家族調査もじっくり行わず 何かしらの病気に 結びつけようと いとも簡単に 薬を投与する事から 始まるのでは 本当に 恐ろしい事だと思います。
やはり 今 重要視されているのは 発達障害だと思います。
と云えども 個々に その特性は 違います。
多くの精神科医療では それに関して まだまだ 学ぼうとする姿勢すら 見られず 問題を すり替えようとする意識が 根底にあるような気が致します。
そして 十代であろうが 二十代であろうが 初期治療の大切を 私は 声を大にして 訴えたいです。